有機野菜やオーガニック食品を子どもに食べさせたい!家庭で取り入れるメリットと買える場所をご紹介 | Yohana

有機野菜やオーガニック食品を子どもに食べさせたい!家庭で取り入れるメリットと買える場所をご紹介

健康志向の高まりとともに、有機野菜を取り入れる家庭が増えています。特に、子どもには安心・安全なものを食べさせたいと考える親も多く、野菜本来の味を楽しめる有機野菜が注目されています。この記事では、有機野菜のメリットやデメリット、オーガニック食材を購入できる都内のスーパーやネットスーパーをご紹介します。有機野菜について理解を深め、より豊かな食生活を楽しむヒントを見つけてください。

そもそも有機野菜とは?

有機野菜(オーガニック野菜)とは、化学的に合成された肥料や農薬、遺伝子組み換え技術を使わず、環境への負荷をできる限り抑えた「有機栽培」で育てられた野菜を指します。


有機野菜には「有機JASマーク」が付いています。これは登録認証機関によって検査を受け、認証された事業者のみが使用できるマークで、「有機」や「オーガニック」と表記されることもあります。なお、有機JASで認められた農薬は使用できるため、有機野菜=無農薬とは限りません。


また、国のガイドラインでは、「無農薬」や「無化学肥料」といった表記は禁止されています。なぜなら、農薬を使わずに栽培しても、土壌内に農薬が残留している場合や、近隣の畑から農薬が飛散する可能性があるからです。農薬を使用せず栽培した野菜には、「農薬:栽培期間中不使用」などと表記されています。


ちなみに、スーパーなどで手に入る一般的な野菜の栽培法は、「慣行栽培」です。農薬や化学肥料を使用して栽培されますが、一生涯にわたって食べ続けても問題ないように使用量が決められています。残留農薬の基準値をクリアした野菜だけが出荷されるため、体に悪影響をおよぼすリスクが低いと考えられています。

有機野菜のメリット・デメリット

次に、有機野菜のメリットとデメリットについて詳しく見ていきましょう。


■ メリット

●化学肥料や農薬による健康リスクを抑えられる

有機野菜のメリットは、化学肥料や農薬によるリスクを抑えられることです。残留農薬を摂取するリスクも軽減するため、子どもに安心して食べさせられます。また、添加物が少なく、一部の研究では栄養素や抗酸化物質を多く含んでいるともいわれています。

●子どものアレルギーや食の安全面の不安を軽減できる

アトピーのリスクを軽減するには、アトピーの原因になり得る化学肥料や残留農薬の摂取を控えることが有効です。そのため、お子さまの体質が心配な方にとって、有機野菜はおすすめの選択肢の一つです。

また、遺伝子組み換え食品は未知の健康被害やアレルギーの誘発が懸念されており、長期的な摂取による影響を不安視する声もあります。遺伝子組み換え技術を使わずに生産されたオーガニック食品なら、そのリスクを低減できるでしょう。

●「子どもの味覚が育ちやすい」といわれている

子どもの味覚の育成には、味や風味を意識しながら食べることが重要です。そのため、素材本来の味を感じやすい有機野菜は、子どもの食育に適切だと考えられています。土壌の力を最大限に引き出し、ミネラルやビタミンなどの栄養素を多く含む点も魅力の1つです。化学肥料に頼らない栽培方法により、豊かな香りも楽しめる傾向があります。


●環境への配慮ができ、子どもに良い価値観を伝えられる

有機栽培の目的の一つに、環境への負荷の軽減や自然環境の保護があります。化学肥料ではなく、たい肥などの有機物を活用するため、土壌汚染や水質汚染のリスクを軽減し、地球温暖化の原因となる温室効果ガスの排出削減にもつながります。そんな有機野菜を使用した食事は、豊かな自然環境を残すために環境に配慮するという価値観をお子さまに伝える機会となるでしょう。


そのほか、有機野菜は食材の味が濃いといわれているので、料理に使う調味料の量を減らす効果も期待できます。せいろ蒸しや塩で炒めるなど、シンプルな調理法でも味わえるはずです。調理の手間も省け、素材本来の味を楽しめます。

残留農薬のリスクを心配するあまり、毎日の献立に悩むことがあるかもしれません。有機野菜を選択肢に加えれば、食品添加物を気にする不安がなくなります。充実した毎日を過ごすため、安心して味わえる食材を選び、親子で健康的な食生活を送りましょう。


デメリット

●価格が高い

有機栽培には手間がかかるため、一般的な慣行栽培の野菜より高い価格で販売されています。雑草の除去など多くの手作業が必要で、生産量が限られるため、価格が上がってしまう傾向があります。毎日の食卓に取り入れるために、比較的多く出回っている旬の野菜を選んだり、地域の農産物直売所で手に入れたりと、コストを抑える方法を探ってみましょう。

 

●見た目が不揃い

有機野菜は、形・色・大きさにばらつきが出やすいです。虫害も受けやすく、虫食いの跡があったり、傷が付いていたりすることもあります。見た目は不揃いに見えますが、人体に影響するものではありません。気になる部分は取り除くなど、調理方法でカバーしましょう。


●購入しにくい

有機野菜は収穫量が不安定で、流通量も限られているため、普段のスーパーなどではなかなか入手できない場合があります。地域の農産物直売所や、有機野菜を専門に扱う宅配スーパーを活用するなど、手に入れやすい方法を見つけましょう。


これらのデメリットをカバーする方法として、次のような対策がおすすめです。

・食材の優先順位を決める

そのまま味わうことが多い葉物野菜や果物だけをオーガニックにするなど、できる範囲で有機野菜を取り入れましょう。

・生協の宅配サービスや定期便を活用する

信頼できる販売店や生協の宅配サービスで購入すれば、化学肥料や農薬のリスクが少ない野菜を手間なく購入できます。

有機野菜はどこで買える?

有機野菜を購入できる都内のスーパーやネットスーパーをご紹介します。Yohanaは、お住まいの近くのスーパーや、宅配可能なネットスーパーを見つけるお手伝いも可能です。

●ビオセボン

フランス発のオーガニックスーパーです。国内には東京と神奈川に店舗があり、全国発送可能なオンラインストアも展開しています。日常使いできるオーガニック食品が幅広く取り揃えられており、スタッフに質問や相談をしながら購入できる点が魅力です。

>ビオセボン

●自然食品F&F

東京・埼玉・千葉・神奈川エリアに店舗を構える食のセレクトショップです。オンラインストアでは、産地直送の野菜を詰め込んだ定期購入セットも販売しています。また、お弁当・お惣菜、天然酵母のパン、厳選素材のケーキ・焼き菓子、簡単調理のレトルトソース・冷凍食品など、PB(プライベートブランド)商品も幅広く扱っています。

>自然食品F&F


●ナチュラルハウス

東京を中心に、神戸、静岡、大阪にも店舗を展開する、国産オーガニックを中心に扱う専門店です。食品から化粧品までさまざまな商品があり、ヴィーガン、ベジタリアン、グルテンフリーなど、ライフスタイルやアレルギーに対応した商品も販売しています。オンラインストアでは、野菜だけでなく、体にやさしいお菓子や調味料なども購入可能です。

>ナチュラルハウス


●こだわりや

有機野菜やオーガニック食品を扱う専門店で、東京、神奈川、千葉、埼玉に店舗を展開しています。オンラインショップでは、オーガニックの洗剤やスキンケア、ボディケアグッズなど、食品以外の商品もお取り寄せが可能です。

>こだわりや

●ビオ・マルシェ

有機野菜やオーガニック食材を中心に取り扱う会員制の定期宅配サービスです。全国に宅配が可能で、国内のビオ・マルシェの畑で収穫した旬の有機野菜の詰め合わせが週に1度届きます。野菜多めのセット、フルーツが入ったセット、栄養バランスを考えたセットなど、4種類の中から自分のライフスタイルに合わせて選べるのが特徴です。

>ビオ・マルシェ

有機野菜を手に入れておいしく味わうために、Yohanaができること

Yohanaでは、Yohanaメンバーのお役に立てるサービスを提供しています。有機野菜が購入できる店舗探しや、おいしく味わうレシピ提案など、次のようなお手伝いが可能です。

・有機野菜やオーガニック食品が買える場所・ネットショップ探し

Yohanaは、あなたのご自宅の近くにある有機野菜やオーガニック食品を取り扱っている店舗やネットショップをお調べし、特徴とともにおまとめします。宅配サービスの有無や、お好みの商品があるかなどもリサーチしてお伝えします。


・有機野菜のおいしさがいきるレシピ提案

有機野菜がもつ素材の味や風味をいかし、おいしく召し上がっていただけるレシピのヒントをおまとめします。あなたや家族の好みを知った上で、栄養バランスを考えた献立の組み合わせをご提案することもできます。

・ネットスーパーの毎週のカゴ入れ

Yohanaが、あなたに代わって食料品や日用品をネットスーパーのカゴにお入れします。必要なものを買いに行く手間を省くことで、あなたが家族とゆっくり過ごせるようサポートします。

「子どもに安心・安全な野菜を食べさせたい」、「化学肥料・農薬の摂取をできるだけ減らしたい」、「有機野菜がなかなか手に入らず、購入するのに苦労している」、そんなお悩みを解決したいあなたは、ぜひYohanaを活用してみてください。